「一人一人に合った器づくり・・・」 

 
花子窯の誕生
 
私たち夫婦は、ある小さな施設で重度の障がいを持った人達と4年間一緒に生活しました。
食事の介助をしている時、食器を工夫してあげれば一人で食べる事が出来たりより簡単な介助で食事が楽しめるのではないかと感じていました。
縁あって陶芸の道に進んだときに、真っ先に介護食器を作りました。もう30ほど前になります。
それ以降、細々とですが作り続けています。
太郎窯では、このユニバーサルデザインの器を花子窯として作っています。

今回紹介する器は、今まで依頼のあった代表的なものです。
 
カップ
 
(首が固定している人の為に、鼻が当たらないようにカットしています。)
ご飯茶碗
 
(持ち手を付け、片側をカットしてあります。)
幼児用の皿
 
(縁が内側に曲げてあり、スプーンですくいやすいようになっています。)
 
 
(持ち手を付け、縁を内側に曲げてすくいやすいようにしてあります。)
フリーカップ
 
(指にひっかかりやすく、外側の生地もすべりにくくしてあります。)
飯椀、皿、湯呑みの3点を1セットでの希望が多く、このように提供しています。
 
 
※ご希望の方は、太郎窯までご連絡ください。
 一人一人、ご要望をお聞きしてから、制作に入ります。
 お気軽にご相談ください。